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「パンネル」の山型食パンと『パンとワインとおしゃべりと』

2009/11/08 10:41
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昨日は、西宮への出張でした。空き時間に「西宮ガーデンズ」を初訪問しました。シンガポールや香港のショッピングモールを髣髴とさせる巨大商業施設ですね。限られた時間いっぱい歩き倒しました。阪急百貨店の食料品売り場に宝塚の「パンネル」というパン屋さんがワゴンの出店を出していました。出店の前ですれ違った熟年夫婦の「パンネルのパンは、おいしいよね」という会話が耳に残りました。一通り散策した後、また「パンネル」さんの近くに戻ってくると、次から次へと飛ぶように売れています。「買いだ」と思いました。1.5斤サイズで378円という決してお手頃価格ではありませんが、思い切って買いました。形が崩れないように慎重に家に持ち帰り、薄くスライスして、生でかじってみました。甘いです、文句なくおいしいです。驚きました。今朝は、軽くトーストして、バター入りのマーガリンを塗って食べました。目玉焼きやソーセージを焼くのは、ゆっくり食事ができる休日限定の朝食です。

さて、敬愛する玉村豊男さんのエッセイ『パンとワインとおしゃべりと』(中公文庫)を読了しました。こんな件があります。
「トーストには、バターをたっぷり塗る。マーガリンは使わない。ローカロリーの代用品も使わない。だって、本物のバターのほうがおいしいんだもの。おいしいものは、おいしく食べる。食べるときは、しっかり満足するように食べる。(中略)健康は、気にしてはいけない。ピクピクしながら食事をするのは一番健康に悪い。気にしないで、気をつけること(それが難しいのだが)。バターをたっぷり食べたら、ほかの食事で動物性脂肪を減らせばよいのだ。そのあたりのバランス感覚で全体をコントロールしながら、一回一回の食事を楽しみたいものだ。」(「3 玉村式おいしい食事」より「網焼きトーストと森のイチゴ」93頁)

ごもっとも。さすがです。でも、やはり、なかなか難しいことです。
玉村さんは現在、長野県で「ヴィラデスト ガーデンファームアンドワイナリー」を経営されています。本日は、「ワイナリー祭り」が行われているはずです。一度覗いてみたい場所です。
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『ベイジン』とマッカラン16年

2009/09/21 23:06
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『ベイジン』(真山仁著 東洋経済新報社)読了。
北京オリンピックの開幕と同時に予定された世界最大の原発の運転開始、日本人技術顧問と腐敗分子摘発の特命を帯びた党副書記が、反駁しながらも「希望」に向かって不屈の闘志で困難に立ち向かっていく壮大なストーリーです。クライマックスの原発事故の臨場感あふれる描写は、思わず惹きつけられます。

ウイスキー好きの僕は、このストーリーの、妙なところに関心をもちました。大連紅陽核電の日本人技術顧問、田嶋伸悟がウィーンのホテルのバーで、スコッチを注文するシーン、
「私は、マッカランの十六年にしますが、ケさんは、どうしますか」(『ベイジン』上・327頁)と、マッカラン16年を指定します。
著者の真山氏は、「ハゲタカ」映画版の原作『レッドゾーン』(講談社)でも主人公、鷲頭政彦に上海のジャズクラブでこんな台詞を吐かせています、
「本物のマッカラン十六年を入れてくれよ」(『レッドゾーン』下135頁)。

「マッカラン」は、「シングルモルトのロールスロイス」とも讃えられる、ハイランドを代表するスコッチウイスキーの一つです。ただ、一般的なラインナップは、10年、12年、18年…で、16年は存在しません。先日「Abuはち」のマスターにお尋ねしたら、「ボトラーズ(樽詰め業者)もの」でしかないのでは、という回答でした。真山氏は、「マッカラン16年」に何か特別な思い入れがあるのかしらんと、想像をめぐらしています。懲りない僕の好奇心は、今度は「マッカラン16年」を探そうとしています。
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『レッドゾーン』とゴーヤと茄子の味噌炒め(私房菜「梅香」Vol,62)

2009/08/04 01:37
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映画版「ハゲタカ」の原作『レッドゾーン』(真山仁著・講談社)を読了しました。外面(そとづら)だけではない、内面もしっかり捉えた、著者の中国に対する造詣の深さに舌を巻くばかりでした。主人公鷲津政彦を、北京では、「釣魚台国賓館」での怪しいパーティー(あくまで小説上のフィクションだと思いますが)に巻き込み、上海では、オールド上海を象徴するホテルの一つ「上海大廈」(ブロードウェイ・マンション)に宿泊させ、「和平飯店」の有名なオールドジャズバンドと共演させたり…、中国フリークにとっては、「おぉ、おぉ」と唸らされる場面の連続でした。また、この原作も映画版とは一味も二味も違う仕掛けが張り巡らされています。今回も鷲津君は、劇中よく飲んでいました。スコッチばかりか紹興酒や白酒までも。どこに本音があるのかわからない、シャイで憎めない鷲津君にまた会いたいと思いました。続編を切に希望します。本の中央は、映画のチケットで作ったオリジナル栞です。
後の画像は、全然関係のないゴーヤと茄子の味噌炒めです。ゴーヤはやはり、苦いです。
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ハゲタカ

2009/07/19 09:35
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GW中の再放送を見て、原作も読んでみたいと思いました。Uへ移る時に、タイトルのロゴが似ているので、買い間違えないように慎重に手にとったのですが、Tが明朝体、Uがゴシック体になっていたんですね。撮影して初めて気がつきました。ドラマ版とは、登場人物の設定も、舞台もかなり異なります。小説版でしか知りえない鷲津政彦と芝野建夫に出会えます。鷲津は、元ジャズピアニストだったり、お酒大好きで、シングルモルトやテキーラをよく飲んだり、女性にも節操がなかったり…、どこまでいっても食えない男ですが、やはり魅力的です。真面目人間の芝野は、ドラマでは登場しない奥さんにとても苦労させられたり…。ふたりの人間性が更に精細に描かれています。また、ドラマでは銀行の暗部を背負って生きてきた悪党、中尾彬扮する飯島亮介が、原作でも要所、要所で重要な役割を果たします。
映画版「ハゲタカ」の原作『レッドゾーン』(真山仁著・講談社)もこれから楽しんで読みたいと思います。
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そして、ようやく『1Q84』来る

2009/06/19 20:11
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「アマゾン」さんが2度も遅延のお詫びメールを寄越してきたほど待たされた『1Q84』(村上春樹著・新潮社)が、ようやく我が家に届きました。僕は、自分が読みたい本は、絶版になっていたりしない限り、新品で読みたいし、カバーをかけて読みたい派です。読了後に紙のカバーをはずし、丸めて絞ったり、ビリビリ破って、読了した達成感や充実感を味わうのが快感だからです。だから、何度も利用できる上等な布製のカバーを欲しいと思ったことは、一度もありません。今回は、「アマゾン」さんで購入したので、カバーは付いていません。ブックカバーをダウンロードできるサイトも知っていますが、それよりも素敵な物が手元にありました。7月下旬に閉店することになったビエント神戸にある輸入食品専門店「ジュピター」さんの包装袋です。丁寧に解体し、本のサイズに合わせ、カバーを作りました。旅行ガイドの類も丈夫な紙を仕入れ、このように自分でカバーを作ってきました。何冊も。だから、熟練工です。我ながらおしゃれなカバーになったと思っています。
さて、これから頁をめくってゆきます。
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「アサヒ ザ・マスター」と「ルーちゃんぎょうざ」

2009/05/29 22:34
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村上春樹さんの5年ぶりの新作長編小説「1Q84」(新潮社)が発売された今日の良き日も、不毛な仕事で遅くまで振り回されていました。したがって、本日は買いに行けずじまい。それにしても発売当日に4刷68万部の増刷は、さすがというしかありません。
遅めの夕食を済ませ、近所のコンビニを覗くと、また見たことも無い缶ビールがありました。初物に弱い性格なので、すぐに手にとっていました。そして、105円の「ルーちゃんぎょうざ」と合わせて買って帰りました。さっそく、焼いてみました。餃子専用の鉄鍋を使って、時々市販の餃子を焼いてみるのですが、なかなか上手に焼けません。水加減や焼き加減にいつも苦労しています。今日は比較的上手に焼けた方です。
さて、「アサヒ ザ・マスター」ですが、缶のデザインの重厚さに比して、軽くて親しみやすいビールでした。
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JICA兵庫食堂の「タイ料理」と「白い紙」

2009/05/09 15:55
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JICA兵庫食堂が毎月テーマを決めて「エスニック料理」を出している事は、以前にもご紹介しました。3月のビーフシチューをメインにした「ハンガリー料理」は、残念ながら逃してしまいました。今月5月は、「日メコン交流年とタイ国王即位記念日にちなんで…タイ料理!」ということで、タイカレーに惹かれて、行ってきました。ケーン・キアウ・ワーン(野菜のグリーンカレー) 、ガイ・ヤーン(タイ風焼き鳥) 、ソム・タム(青パパイヤと野菜の千切りサラダ)、サー・クー(タピオカデザート)、そして、インディカ米(タイ米)のセットです。烏龍茶・珈琲・紅茶などフリードリンクで700円というお値段です。大食漢の方には、量的に物足りないかも知れません。でも、軽いランチとしては、バランスのとれたいいメニューだと思います。

あまりにも流暢に日本語を操る美しいイラン人女性が、『文學界』の新人賞を獲得したニュースを目にし、読んでみたくなりました。書店で1冊だけ残っていた『文學界』(2009.6)を買って帰り、読み始めている週末の昼下がりです。
シリン・ネザマフィー著 「白い紙」
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キーマカレーと手作りナン(私房菜「梅香」Vol,53)

2009/04/19 12:13
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かつて一度だけ印度に渡ったことがあります。妹尾河童さんの『河童が覗いたインド』の世界を自分で確認したかったからです。他のインド本でも「インドに行くと人生観が変わる」と豪語する人もおり、「そんな大げさなものか!」という反発もあり、自分の目で確かめたかったのです。結論から言うと、僕は人生観が変わるほどでもなかったです。でも、個人旅行者としては、とても魅力的で刺激的な国でした。
旅をしたのが夏だったので、夜はビールが飲みたくなるのですが、宗教上、街の食堂で飲酒することは容易ではなかったです。そこそこのレストランに入らないと、おいしいインドの地ビールは飲めませんでした。とある街の、そこそこのレストランに入った時のこと、「ビール」と言うと、すかさず、「飲むんだったら屋上に上がってくれ!」とウエイターに言い渡されました。飲酒席を別に設けているレストランでした。言われるままに屋上に上がると、ビアガーデン風のテーブルで、外国人旅行者たちが楽しそうに飲んで、食事をしていました。僕は、この店の焼きたてのナンが気に入って、この街に滞在中2日続けて足を運びました。プレーンのナンだけでなく、チーズやガーリック、オニオンなど数種類ありました。注文すると、ドラム缶のような釜であっという間に焼き上げてくれました。焼きたてのナンとビール、それだけで十分満足でした。
スーパーで、まるで実験キットのような「キーマカレー」セットが売られていました。その横には、自分で簡単に作れるナンミックスが。カレーセットが「S&B」、ナンミックスが「ハウス」でした。以前、ベターホームの「麺を打つ会」で1年間修行させていただいたこともあるので、久しぶりに自分で生地ををこねてみたいと思いました。カレーセットは、自前で用意する具材が、挽肉、タマネギ、トマト、そして少量のバターだけなのですが、みじん切りのタマネギを気長に、キツネ色になるまで炒めるのはなかなか骨が折れました。時間をかけて煮詰めたスパイシーなキーマカレーと焼きたての手作りナン、おいしくて、ペロッと平らげました。
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「551」の焼売と本の話

2009/03/22 21:40
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整体に行った帰り道、衝動的に阪急三宮の「551」の焼売(6ケ入り390円)を買って帰りました。関東に行ったらよく「崎陽軒」のシウマイ弁当を買うのに、「551」の焼売は、初めて食べたかも知れません。豚まんも有名ですが、なぜかほとんど食べたことがありません。近くて遠い「551」でした。豚まんなら、練り芥子にウスターソースで食べるところですが、焼売は、練り芥子に酢醤油がいいですね。あくまで個人的見解です。でも、譲りません(笑)。ボリュームがあって、密度の濃い、おいしい焼売でした。

さて、なかなか本をゆっくり、じっくり読む時間がとれないのが悔しい今日この頃です。それでも、時間を見つけて読了した本から、印象深かったフレーズを抜き書きします。

 「おれは、生きてきたというそのことだけで、つねに事を決めていたのだ。決定をする、というわかりやすいところだけでなく、ただ誰かと知りあうだけで、ただ誰かとすれちがうだけで、ただそこにいるだけで、ただ息をするだけで、何かを決めつづけていたのだ。
 おれが決め、誰かが決め、女たちが決め、この地球をとりまく幾千万もの因果が決め、そうやっておれはここにいるのだった。」
■川上弘美著『どこから行っても遠い町』(新潮社)より「どこから行っても遠い町」264頁

 「わかっているのは、わからないということだけ。
 私はその言葉を旅しているあいだ常に頭の片隅に置いていたような気がする。そして、その言葉は、異国というものに対してだけでなく、物事のすべてに対して応用できる考え方なのではないかという気もした。」
■沢木耕太郎著『深夜特急ノート 旅する力』(新潮社)より「旅を生きる」117-118頁
 

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飲んだ翌日の「きのこうどん」(私房菜「梅香」Vol,21)

2008/11/24 13:36
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最近、飲んだ翌日は、和風のだしが恋しくなるとにも書きました。昨日は、湊川「世界長」でした。ここに来る前に「海文堂書店」に寄り、「神戸立ち呑み八十八箇所巡礼」という本を立ち読みしたら、当然のように湊川「世界長」も紹介されていました。そこで、湊川のご主人に、この本の話を向けてみました。すると、ここ3年ぐらい、ブログを書く人が増えて、お店でも携帯やデジカメで撮影する人が増えたという話をされました。そして、「お兄さんもブログ書いてはりますよね。『神戸シノワ…』とかいう…」と指摘されました。びっくりしました。このお店では、お酒の内容を聞く以外は、ほとんどしゃべらないのに既にバレていたとは。プロの商売人は、やっぱりすごいなぁと関心しました。バレてしまっているのなら、今度お客さんが少なくて、邪魔にならない日に、是非このお店の素敵な肴をブログにアップさせていただこうと思います。
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タイトル 日 時
村上春樹/走ることについて語るときに僕の語ること
村上春樹/走ることについて語るときに僕の語ること 学生時代、書店に積まれた赤と緑のあつかましい装丁に冷ややかな視線を送っていたベストセラーがありました。『ノルウェイの森』です。実際に手にとってみたのは、ブームも大分下火になった頃でした。はまりました。それから、処女作『風の歌を聴け』を皮切りに発表順に読み進めていきました。連作の完結篇『ダンス・ダンス・ダンス』を読了した後は、しばらく何とも言えない淋しさを味わいました。初期の長編『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』は、何度も読み返しました。『中国行きのスロウ・ボート』も印象深い作品です。... ...続きを見る

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2007/11/01 23:16
「夜の公園」
川上弘美著『夜の公園』(中央公論新社) ...続きを見る

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2006/10/15 23:46
『大地の咆哮』
杉本信行著『大地の咆哮 元上海総領事が見た中国』(PHP研究所) ...続きを見る

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2006/10/09 23:43
HEART COCKTAIL eleven
先日、わたせせいぞうさんのマネージメント業務をしている「アップルファーム」から「わたせせいぞうの世界展」の案内が届きました。「しが芸術創造館」で、5/12〜5/28まで開催されるそうです。その案内の中に、新作書き下ろし長編「HEART COCKTAIL eleven」(講談社2800円)の記事がありました。迷わず、すぐに取り寄せました。学生時代に『ハートカクテル』を毎号楽しみに読んでいた人間には、わたせワールドとの久しぶりの再会です。1ページ1頁、ゆっくりゆっくりめくりながら読みたいおしゃれな大... ...続きを見る

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2006/05/14 22:35
最近読了した本
しばらく、UPをさぼっていました。すみません。たった今、読了した本も含めて、最近読んだ本の話を少し…。 吉田篤弘『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫) こんな洋食屋があったらいいな、と思わせてくれます。でも、きっとありそうな気がします。 高杉良『燃ゆるとき』(角川文庫) 本日からロードショーが始まった同名タイトルの映画の原作です。これを読むと「マルちゃん」のカップ麺が食べたくなります。というより、別のあるブランド会社の製品が食べづらくなります。 高山なおみ『諸国空想料理店』(ちくま文庫) ... ...続きを見る

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2006/02/11 18:03
香港モーニング
香港モーニング 今回も旅の主な参考文献は、永岡美納子さんの『香港の雑貨たち』(学研)と『地球の歩き方MOOK香港』(ダイヤモンド社)でした。せっかく旺角(モンコック)に滞在しているのだから永岡さんご推薦の「茶餐庁」(喫茶店と食堂を合わせたような店)で朝食をとることにしました。その名は「富豪茶餐庁」。地元の人は、朝からマカロニのいっぱい入ったスープや香港で一大旋風を巻き起こしている「出前一丁」(スーパーで売られている袋入りの味の種類は、日本では考えられないほど豊富)の麺を使ったタンメンをよく食べるのですが、僕は、... ...続きを見る

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2006/01/07 18:37
本の話(『此処彼処』読了)
最近ゆっくり本を読む気分ではなかったので、少しもたもたしましたが、今さっき読み終えました。『此処彼処』(川上弘美著・日本経済新聞社刊)。川上ワールドにはまっている僕は、この本でも豊富な語彙を用いたさりげない言い回しの中に新鮮な驚きを感じました。昨日、今日と「リリーエアライン」プロデュースのお芝居(『ほんとに!』)が大阪の「コモンカフェ」で上演されたのですが、結局行けませんでした。次回の『巨獣』は是非見に行きたい。 ...続きを見る

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2005/12/18 22:10
本の話(『東京日記 卵一個ぶんのお祝い』読了)
本の話(『東京日記 卵一個ぶんのお祝い』読了) 親愛なる川上弘美さんの新刊(平凡社刊)をさきほど読了。5分の4は、本当の日記なのだそうです。川上さんも時々昼間からお酒を飲むようです。僕と同じように。お昼に飲むお酒は、本当にしあわせな気分にしてくれます。清水の舞台から飛び降りる気持ちで新規購入したDELL&EIZOの巨大マシーンからお届けする初めての記事です。 ...続きを見る

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2005/10/29 18:16
本の話(『機長からアナウンス第2便』読了)
『機長からアナウンス第2便』(新潮文庫)は、元ANA機長で作家の内田幹樹氏の作品。業界の裏事情がよくわかります。特に関西経済圏からはずれ、アクセスの悪い関空を自衛隊の飛行場に、神戸空港を国際空港に格上げすべきという大胆な意見が印象に残りました。 ...続きを見る

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2005/10/19 23:00
本の話(『東京奇譚集』読了)
『東京奇譚集』(村上春樹著・新潮社)を読む。まさにありそうにない、あやしい「奇譚」ばかりなのだけれど、人生のエアポケットのような空間に陥ってしまう登場人物たちの精神的消耗や焦燥感を共感してしまいます。 ...続きを見る

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2005/09/25 01:15
本の話(『玉蘭』読了)
『玉蘭』(桐野夏生著・文春文庫)を読んだ。ストーリーとは直接関係ないが、在中国日本人留学生たちの堕落した放課後が気になった。過去にも似たような内容のルポを読んだことがあるので、妙にリアルだった。 ...続きを見る

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2005/09/03 23:03
本の話(『菊亭八百善の人びと』読了)
この本も長い間ほったらかしにして、随分時間がかかりましたが、本日無事下巻も読了いたしました。『菊亭八百善の人びと』上下(宮尾登美子著・中公文庫)。江戸の老舗料亭を舞台にした人間模様が描かれています。主人公汀子と板長の小鈴がどうにもならないお互いの思いを確かめ合えた場面は、ほっとしました。読もうと思ったきっかけは、NHKのドラマでした。だから、読みながら自然と汀子を演じた夏川結衣さんの顔が脳裏に浮かんできました。現在も「八百善」さんは、新宿の高島屋などで営業されています。 ...続きを見る

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2005/08/22 21:09
本の話(『俘虜記』読了)
正直、読み通すのにかなり骨が折れましたが、途中から離れられなくなって本日やっと読了しました。『俘虜記』(大岡昇平著・新潮文庫)。「私は昭和二十年一月二十五日ミンドロ島南方山中において米軍の俘虜となった。」−連綿と捕虜達の生態をスケッチし、自身を内省した長編です。乾葡萄から造る密造酒にまつわる話、従軍看護婦の挿話、収容所でのシナリオ執筆活動等が印象に残りました。 全然関係のない話ですが、少なからぬ人がブログを開設していることに驚いています。僕がよく見ている「NHK手話ニュース」のキャスター木村晴... ...続きを見る

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2005/08/21 22:27
本の話(『海辺のカフカ』再読了)
最近の私の旅は、行き慣れた場所でのんびり過ごす定住型の旅です。だから、バックパックにたくさん文庫本を詰め込んで行きます。今回、その中の一冊が『海辺のカフカ 上』(村上春樹著・新潮文庫)でした。シンガポールで上巻を読了し、先ほど自室で下巻を読了しました。クライマックスに設定される〈深い森〉の存在は、僕がこの3月まで4年間お世話になった前の職場のような気がします。まだ〈入り口の石〉が閉じられていなかったので、また今の職場に復活できたのだと思います。もちろん、このことがこれからよい結果をもたらすのかど... ...続きを見る

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2005/08/17 18:37

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